①カウンセリングってどんなもの?

「悩みがあって心苦しい・・・」
「なんとなく、塞ぎ込んでしまう・・・」
「月曜日の会社 行きたくない・・・」


こんな時、どうされていますか?

これはものの例えですが、アメリカは
「床屋の数ほど、カウンセリング機関がある」
と言われています。

人に悩みを相談すれば、
「カウンセリングに行ってきたら?」
なんて言葉が当たり前のように会話に出てくるそうです。

アメリカの映画を見ていると、カウンセリングを受けるシーンが良く出てくるのですが、
そんなところからもカウンセリングがいかに身近なものであるかが想像できますね。

自己責任という意識が尊重されるアメリカでは、セルフケアとしてカウンセリングが気軽に
利用されているようです。


さて、日本ではどうでしょうか?

悩み事を打ち明けて、
「カウンセリングに行ってきたら?」
なんて言われたら、ちょっとショックを受けてしまう人、いるのではないでしょうか?

例えば、会社の上司との面談でそんなことを言われたら、
「うつ病と思われてクビになってしまうのではないか・・・」
なんて想像を膨らますケースも見受けられます。


カウンセリングのイメージって、精神科や心療内科、心の病などと想像が直結しやすいように
受け止められているところがあるように感じます。
なので、どうしても抵抗感が否めないんですよね。

カウンセリングが定着しない理由として、もちろんアメリカと比べれば制度の違いもありますね。
まだまだ日本では気軽に利用できるような仕組みが整っていないとも言えます。


今や日本でも、企業のメンタルヘルス対策は急務とされ、50名以上の会社にお勤めの方には
メンタルチェックの実施が始まるなど、本格的に対策案を講じる必要性が出てきました。

それに先駆けて、私たちひとりひとりも、自分なりの「セルフケア」を得ておくことが
必要ではないかなって私は思います。


辛い時は
「ここに行けば大丈夫」
「これがあれば、気持ちが軽くなる」

な~んでも良いと思うんですよね。

時として、自分の心に「暗示」を与えることも必要!
私にとってのそれが、「アロマテラピー」でした。


そして、
「ちょっと心が詰まって苦しいな・・・」
っていう時に、

『「Blue Leaf」なんて場所もあるよ・・・』
ってことをお伝えしておきます。


②カウンセリングってどんなもの?

さて、
そもそもカウンセリングってどんなものなんでしょうか?

人と人の間のカタチのないサービスなので、一言では言い表せないところもあるのですが、
クライアントが「自主的に」問題解決をしていくための援助活動なんて言われます。

この自主的にというところが重要!


「答えは自分自身の中にある」
この考え方が、カウンセリングの根底にはあります。

それを、共感的姿勢で援助していくのが、カウンセラー。
共感的姿勢って、
「クライアントの伝えたいことをそのまま受け止めること」

表面的な言葉のみならず、表情や身振り手振りなどから、その人の本当の想いや感情が
今どんな状態なのかな・・・って。


「今ここのありのままの状態」
をしっかり観察し、感じ取るセンスがカウンセラーには必要とされています。
そのための訓練を徹底的にしてきているのが、カウンセラーなんですね。


共感と似て非なるものに、同情というのがありますが、
同情って、自分の過去の体験というフィルターを通して判断すること。

「あ~それ、経験あるから私も分かるよー」って感じのものです。
日常会話で良く使われていませんか?

カウンセリングと似て非なるものに、身の上相談なんてのもありますが、これは自分の
社会的経験や価値観で指示を与えたり、叱咤激励を行うというもの。


日常会話や身の上相談とカウンセリングの違いは、カウンセラー自身の価値観を通して、
判断したり、指示を出したりしない
というところです。


あくまでも、
クライアントのありのままを受け入れる存在なんですね。


誰もが本当のところは、人の価値観で判断なんてされず、
「自分のありのままの姿を受け入れてもらいたい」
と思っているものではないでしょうか?

そんな思いを実現できるシーンが、カウンセリングなんですよ。


③カウンセリングを受けるとどんな良いことがあるの??

カウンセリングって、まだまだ日本では定着していないけど、
「自分のありのままの姿を受け入れてもらいたい」
という思いを実現させるシーンであるってことを①②でお伝えしました。

では、
こんなカウンセリングを受けると、どんな良いことがあるのでしょう?

まず第一に、スッキリした!って感覚
友達とたくさんしゃべったり、時に愚痴ってみたりした時のスーッとするような、
あの感覚です。

これをカタルシス(浄化)作用って言います。

まさに、心の大掃除!
心の中に溜まったものを吐き出せば、新たなスペースができて心が広がりますね!


他にも、直接的な作用として、
● 症状が消失した
● 職場や家庭などの人間関係が改善された
● 自信が持てるようになった
● 生き方が楽になった
● こだわりが少なくなった
● 積極的に自分自身の問題と向き合えるようになった

などと言われます。


カタチなき心のことなので、成果が見えにくかったり、必ずしも即効性があるとも
言えないということもあります。

のちのち、「カウンセリングの経験が生きてきた、役に立った」
と思うこともあるでしょう。


そもそも、この長い人生
ひと山を越えても、またひと山・・・
ひとつ解決しても、また問題が出てくることだってあります。


ひとつ言えること・・・

「今ここ」の問題を、
カウンセリングを通じて自分自身と一生懸命向き合い、
「ひと山越えた」と思えた感覚・・・
その経験は絶対的なものです。

生涯の「自信」という宝であり、今後のお守りとなることでしょう。


辛くなった時の自分の「ツール」として、「カウンセリング」が
あるんだって思えたら、少し心が楽になりませんか?


④カウンセリングに不可欠なものとは?

③でカウンセリングを受けるとこんな良いことがあるよってお伝えしました。

さて、
今回は、そう思えるカウンセリングに不可欠なものは?
というお話です。


人に心を許すというのはどんな時でしょうか?
どんな人に心の内を打明けたいと思うでしょうか?

安心できたり、信頼できる相手に対してではないでしょうか?


クライアントの方は人間関係に疲れていたり、人に言われた言葉に傷ついていたり、
生き方に迷ったり、いろいろな悩みを抱えてやってきます。

私は、
「人と人の間で、できてしまった傷を癒すのもまた、人とのやりとり」
であると、思っています。

カウンセリングは、基本的にカウンセラーとクライアントが一対一で向き合うシーンです。


カウンセラーは「傾聴」を通じて、クライアントの方の「ありのまま」
受け止めていきます。

傾聴って、
生きている、存在している「その人そのもの」
を聴くということ。


カウンセラーは、
「人間は自分の力で成長したり、悩みを解決する力をもっている」
という考えをもとに、クライアントの方の可能性を信じて寄り添っていく存在です。

そう、カウンセラーはクライアントの方の成長を信じて共感的姿勢で援助している
んですね。


そんな共感的理解が伝わることで、クライアントの方もカウンセラーに対して
信頼感を抱くようになっていくんです。

自分を温かく受け入れ、理解してくれる存在って、
安心できて、心を開きたい、打明けたいって思えますよね。

そのような安全安心の雰囲気の中でお互いの信頼関係が築かれていきます。
この信頼関係こそがカウンセリングに不可欠なものです。

「人と人の間に流れるエネルギーが合致した時、それは深い癒しへと導かれる・・・」


それがやがて、より深く自分を見つめようというクライアントの方の成長に
繋がっていくという流れです。


傷ついて、「もう人なんて信じない!」と思っても、
人はやっぱり人を信じたい生き物なのだと思います。

カウンセリングはそんな臆病な心を開放するシーンなんですよ。


そうして、人は
『他人も、自分自身も「信じる」ことができるようになっていくんです』